このポリシー設定は Windows NTP クライアントを制御する一連のパラメーターを指定します このポリシー設定を有効にした場合 Windows NTP クライアント用の次のパラメーターを指定できます このポリシー設定を無効にした場合 または構成しなかった場合 ...

このポリシー設定は、Windows NTP クライアントを制御する一連のパラメーターを指定します。

このポリシー設定を有効にした場合、Windows NTP クライアント用の次のパラメーターを指定できます。

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、Windows NTP クライアントでは次の各パラメーターの既定が使用されます。

NtpServer
NTP タイム ソースのドメイン ネーム システム (DNS) 名または IP アドレスです。この値は、"dnsName,flags" の形式で指定します ("flags" は、DNS ホストのフラグの 16 進数ビットマスクです)。詳細については、「Windows Time Service Group Policy Settings」の「NTP Client Group Policy Settings Associated with Windows Time」を参照してください。 既定値は "time.windows.com,0x09" です。

Type
この値は、W32time で使用される認証を制御します。既定値は NT5DS です。

CrossSiteSyncFlags
この値はビットマスクで指定され、W32time が自身のサイト外にあるタイム ソースを選択する方法を制御します。使用可能な値は、0、1、および 2 です。この値を 0 (なし) に設定すると、タイム クライアントは自身のサイト外の時間の同期を行わなくなります。1 (PDC のみ) に設定すると、タイム クライアントが自身のサイト外のパートナーと時間を同期する必要がある場合、他のドメインでプライマリ ドメイン コントローラー (PDC) エミュレーターの操作マスターとして機能するコンピューターのみを同期パートナーとして使用できます。2 (すべて) に設定すると、任意の同期パートナーを使用できます。Type が NT5DS に設定されていない場合、この値は無視されます。既定値は 10 進数の 2 (16 進数では 0x02) です。

ResolvePeerBackoffMinutes
この値は分単位で指定され、DNS の名前解決が失敗した場合に、次に名前解決が試行されるまでに W32time が待機する時間を制御します。既定値は 15 分です。

ResolvePeerBackoffMaxTimes
この値は、発見処理が再開されるまでに、W32time が DNS の名前解決を試行する回数を制御します。次の試行までの待機時間は、DNS の名前解決が失敗するたびに、前回の待機時間の 2 倍になります。既定値は 7 回です。

SpecialPollInterval
この NTP クライアント値は秒単位で指定され、タイム ソースが特別なポーリング間隔を使用するように設定されている場合に、手動で設定されたタイム ソースがポーリングされる間隔を制御します。SpecialInterval フラグが NTPServer 設定で有効に設定されている場合、タイム クライアントは、MinPollInterval と MaxPollInterval の値を使用する代わりに SpecialPollInterval に設定されている値を使用して、タイム ソースをポーリングする間隔を決定します。既定値は 3600 秒 (1 時間) です。

EventLogFlags
この値は、イベント ビューアーのシステム ログに記録できるイベントを制御するビットマスクです。この値を 0x1 に設定すると、時刻のジャンプが検出されるたびに W32time でイベントが作成されます。0x2 に設定すると、タイム ソース変更が行われるたびに W32time でイベントが作成されます。このパラメーターはビットマスク値であるため、0x3 (0x1 と 0x2 の和) に設定すると、時刻のジャンプとタイム ソース変更の両方がログに記録されます。
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