MAC アドレス ベースのフィルター処理 およびフィルター処理に対する 許可リストや拒否リストの使用を有効/無効にします 構文: set filter パラメーター: EnforceAllowList - EnforceAllowList=1 ...

MAC アドレス ベースのフィルター処理、およびフィルター処理に対する
許可リストや拒否リストの使用を有効/無効にします。

構文:

 set filter  

パラメーター:

 EnforceAllowList   - EnforceAllowList=1 の場合は、MAC アドレスが許可リストの
                      エントリと一致するホストに DHCP サービスを
                      提供できます。
                      EnforceAllowList=0 の場合は、フィルター処理に許可リストが
                      使用されません。
 EnforceDenyList    - EnforceDenyList=1 の場合は、フィルター処理に拒否リストが
                      使用されます。つまり、DHCP サービスは、MAC アドレスが
                      拒否リストのエントリと一致するすべてのホストに対して
                      拒否されます。
                      EnforceDenyList=0 の場合は、フィルター処理に拒否リストが
                      使用されません。

注意:       < > で囲まれたパラメーターは必須です。
            MAC アドレス ベースのフィルター処理は、
            EnforceAllowList または EnforceDenyList が 1 に設定されているか、
            両方とも 1 に設定されている場合に有効になります。MAC アドレス
            ベースのフィルター処理は、EnforceAllowList と EnforceDenyList の
            両方が 0 に設定されている場合に無効になります。

例:    set filter EnforceAllowList=0 EnforceDenyList=1

            EnforceDenyList が 1 に設定されているため、このコマンドは
            MAC アドレス ベースのフィルター処理を有効にします。
            EnforceAllowList が 0 に設定されているためフィルター処理での
            許可リストの使用を無効にし、EnforceDenyList が 1 に設定されている
            ためフィルター処理での拒否リストの使用を有効にします。MAC アドレス
            フィルター処理時には、パターン (部分 MAC アドレス) 一致よりも
            完全 MAC アドレス一致が優先されます。さらに、拒否リストは許可リスト
            の一致検索より前にチェックされます。

上記の構成オプションに使用できる値:
 EnforceAllowList  EnforceDenyList  有効性
 1                 0                許可リストにアドレスが
                                    あるクライアントにのみ
                                    DHCP サービスを提供
                                    します。アドレス リストが空
                                    の場合、DHCP サービスは
                                    提供されません。
 0                 1                拒否リストに MAC アドレスがある
                                    すべてのクライアントに
                                    対して DHCP サービスを拒否
                                    します。
 1                 1                拒否リストにあるクライアントに対して
                                    DHCP サービスを拒否し、許可リスト
                                    にあるクライアントに
                                    対して DHCP サービスを
                                    発行します。拒否リストに
                                    ないかどうかに関係なく、
                                    他のすべてのクライアント
                                    (どちらのリストにもないもの)
                                    に対してサービスを拒否
                                    します。
 0                 0                MAC アドレス ベースのフィルター処理は
                                    行いません。