RequestedState は 要素に対して最後に要求された状態または適切な状態を示す整数の列挙です 要素の実際の状態は EnabledState によって表されます このプロパティは 最後に要求された有効/無効状態と現在の有効/無効状態を比較するためのものです ...

RequestedState は、要素に対して最後に要求された状態または適切な状態を示す整数の列挙です。要素の実際の状態は EnabledState によって表されます。このプロパティは、最後に要求された有効/無効状態と現在の有効/無効状態を比較するためのものです。EnabledState が 5 (\"該当なし\") に設定されている場合は、このプロパティに意味はありません。既定では、要素の RequestedState は 5 (\"変更なし\") です。RequestedState 列挙の値の説明については、EnabledState の Description プロパティを参照してください。

RequestedState には、EnabledState の状態に基づく新しい 2 つの値があります。\"再起動\" (10) と \"リセット\" (11) です。前者の再起動は、\"シャットダウン\" を行い、\"有効\" 状態に移行することを表します。後者のリセットは、要素が \"無効\" 状態から \"有効\" 状態に移行することを表します。ここで、\"シャットダウン\" の要求と \"無効\" の要求の違いについても説明します。前者のシャットダウンは、正常に無効状態に移行することを要求し、既存の状態を完全に消去するため、電源を切る操作が伴うこともあります。後者の無効状態は、要素を即座に使用不可能にすることを要求し、コマンドを実行したり、受け付けたり、要求を処理しないようにします。

このプロパティは、メソッドの起動 (CIM_Service の Start や StopService) の結果として設定されます。また、オーバーライドされ、サブクラスの WRITEable プロパティで定義されることもあります。メソッドによるアプローチは、操作の明示的な起動を許可し、結果コードを返すことができるため、WRITEable プロパティよりも優れていると考えられます。

EnabledLogicalElement の特定のインスタンスが RequestedStateChange をサポートしていない場合は、値 12 (\"該当なし\") が使用されます。