実稼働中の SMS サイトをアップグレードする前に SMS サイト データベースのアップグレードをテストすることを強くお勧めします 有効な SMS サイト データベースのアップグレードに失敗すると SMS サイトは操作できない状態になります ...

実稼働中の SMS サイトをアップグレードする前に、SMS サイト データベースのアップグレードをテストすることを強くお勧めします。有効な SMS サイト データベースのアップグレードに失敗すると、SMS サイトは操作できない状態になります。次の作業のいずれかを行った場合、データベース アップグレードを正常に実行するために、手動の変更が必要になる場合があります。このような状況では、実稼働環境で SMS をアップグレードする前に、データベース アップグレードのテストを実行する必要があります。  1. SMS ハードウェア インベントリ MOF を変更した。 2. SMS サイト データベースを変更した。     a.  トリガを追加した。     b.  テーブルに列を追加した。     c.  ストアド プロシージャを追加した。 3. SMS 階層に IDMIFS または NOIDMIFS を使用した。 4. SMS データベースを変更する際に第三者または独自のツールを使用した。  データベース アップグレードのテストの手順  注意: Setup.exe /TestDBUpgrade を実行すると、データベースが壊れる可能性があります。実稼働中の SMS サイト データベースではこのテストを実行しないでください。  SMS サイト データベースのコピーを使って、Setup /TestDBUpgrade スイッチでデータベース アップグレードのテストを実行できます。SMS 2003 SP1 以降のデータベースのコピーで、この手順を実行してください。手順は次のとおりです。 1. 実稼働中 SMS サイト データベースのバックアップを作成する。SQL Server データベースのバックアップを作成する方法については、SQL Server のドキュメントを参照してください。 2. 同じバージョンと照合順序の SQL Server を実行しているテスト コンピュータで、SMS サイト データベースを復元する。テスト コンピュータに SMS をインストールする必要はありません。 3. SMS データベース上で SQL レプリケーションを使用している場合は、この Service Pack にアップグレードする前に、レプリケーションによって追加された余分な列を削除してください。詳細については、サポート技術情報 (KB) http://support.microsoft.com/?id=835860 を参照してください。 4. Configuration Manager 2007 のメディアをテスト コンピュータの DVD ドライブに挿入する。 5. Configuration Manager 2007 DVD の SMSSETUP\BIN\I386 フォルダで次のコマンドを実行する。  Setup.exe /TestDBUpgrade <データベース名>  TestDBUpgrade コマンドライン オプションで、Configuration Manager 2007 アップグレード処理の SQL の部分が実行されます。このテストの結果により、実稼働中のデータベースを Configuration Manager 2007 に正常にアップグレードできるかどうかがわかります。  ログ ファイルの最後に「SMS セットアップは正常に完了しました」というメッセージがない場合は、SMS サイト データベースのアップグレードに対応していないため、SMS サイトをアップグレードしないでください。