この設定が適用されるコンピューターで 元の名前のクエリが失敗した場合に その後の DNS クエリを送信する前に非修飾複数ラベル名にサフィックスを添付できるかどうかを指定します "server.corp" のように ドットを含むがドットで終了していない名前は ...

この設定が適用されるコンピューターで、元の名前のクエリが失敗した場合に、その後の DNS クエリを送信する前に非修飾複数ラベル名にサフィックスを添付できるかどうかを指定します。

"server.corp" のように、ドットを含むがドットで終了していない名前は、非修飾複数ラベル名と呼ばれます。完全修飾名には、"server.corp.contoso.com." のように終了ドットが含まれています。

この設定を有効にした場合、元の名前のクエリが失敗したら、非修飾複数ラベル名にサフィックスを追加できます。たとえば、非修飾複数ラベル名 "server.corp" に対するクエリが、DNS クライアントによって最初に実行されたとします。クエリが成功した場合は、クライアントに応答が返されます。クエリが失敗した場合は、クエリのためにコンピューター用に構成された DNS サフィックスが、非修飾複数ラベル名に追加されます。これらのサフィックスは、ローカル DNS クライアントのプライマリ ドメイン サフィックス、接続固有のドメイン サフィックス、および DNS サフィックス検索一覧の組み合わせから派生できます。

たとえば、ローカル DNS クライアントが "server.corp" に対するクエリを受信し、プライマリ ドメイン サフィックスが "contoso.com" として構成されている場合、この設定では、元の名前 "server.corp" に対するクエリが失敗すると、DNS クライアントは "server.corp.contoso.com." に対するクエリを送信します。 

この設定を無効にした場合、元の名前のクエリが失敗しても、非修飾複数ラベル名のクエリにサフィックスは追加されません。 

この設定を構成しなかった場合は、コンピューターではローカル DNS クライアント構成を使用して、非修飾複数ラベル名に対するクエリ動作が決定されます。