このコマンドは システムのグローバル デバッガー設定を設定または表示します このコマンドは 特定のブート エントリのデバッガーを有効または無効にしません 特定のブート エントリのデバッガーを有効または無効にするには "bcdedit /debug ...

このコマンドは、システムのグローバル デバッガー設定を設定または表示します。

このコマンドは、特定のブート エントリのデバッガーを有効または無効にしません。
特定のブート エントリのデバッガーを有効または無効にするには、
"bcdedit /debug <識別子> ON" を使用してください。識別子の詳細については、
"bcdedit /? ID" を実行してください。

個々のグローバル デバッガー設定を設定するには、
"bcdedit /set {dbgsettings} <種類> <値>" を使用してください。有効な種類の
詳細については、"bcdedit /? TYPES" を実行してください。

bcdedit /dbgsettings [ <デバッグの種類> [DEBUGPORT:] 
                        [BAUDRATE:<ボー>] [CHANNEL:<チャネル>] 
                        [TARGETNAME:<ターゲット名>] [HOSTIP:] 
                        [PORT:<ポート>] [KEY:<キー>] [nodhcp]
                        [newkey] /start <起動ポリシー> /noumex ]

    <デバッグの種類>
                    デバッガーの種類を指定します。<デバッグの種類> は、SERIAL、
                    1394、USB、NET、LOCAL のいずれかになります。

        SERIAL デバッグについて、デバッグ ポートとして使用する
                    シリアル ポートを指定します。この設定は任意です。

    <ボー>          SERIAL デバッグについて、デバッグに使用するボー レートを
                    指定します。この設定は任意です。

    <チャネル>      1394 デバッグについて、デバッグに使用する 1394 チャネルを
                    指定します。

    <ターゲット名>  ユニバーサル シリアル バス (USB) デバッグについて、
                    デバッグに使用する USB ターゲット名を指定します。

                ネットワーク デバッグについて、ホスト デバッガーの 
                    IPv4 アドレスを指定します。

    <ポート>        ネットワーク デバッグについて、ホスト デバッガーで通信に
                    使用するポートを指定します。49152 以上の値を指定する
                    必要があります。

    <キー>          ネットワーク デバッグについて、接続の暗号化に使用する
                    キーを指定します。[0-9] および [a-z] のみを使用できます。

    nodhcp          ネットワーク デバッグについて、ターゲット IP アドレスの
                    取得に DHCP を使用しないように指定します。

    newkey          ネットワーク デバッグについて、接続の新しい暗号化キーを
                    生成するように指定します。

    /start <起動ポリシー>
                    すべての種類のデバッガーについて、デバッガーの起動ポリシーを
                    指定します。<起動ポリシー> は、ACTIVE、AUTOENABLE、または 
                    DISABLE のいずれかになります。指定しない場合の既定値は
                    ACTIVE です。

    /noumex         これを指定すると、カーネル デバッガーですべてのユーザー 
                    モード例外が無視されます。

例:

次のコマンドは、現在のグローバル デバッガー設定を表示します:

    bcdedit /dbgsettings

次のコマンドは、115,200 ボーの com1 でのシリアル デバッグに
グローバル デバッガー設定を設定します:

    bcdedit /dbgsettings SERIAL DEBUGPORT:1 BAUDRATE:115200

次のコマンドは、チャネル 23 を使用して 1394 デバッグに
グローバル デバッガー設定を設定します:

    bcdedit /dbgsettings 1394 CHANNEL:23

次のコマンドは、ターゲット名 DEBUGGING を使用して USB デバッグに
グローバル デバッガー設定を設定します:

    bcdedit /dbgsettings USB TARGETNAME:DEBUGGING

次のコマンドは、192.168.1.2 のデバッガー ホストでポート 50000 を
使用して通信するネットワーク デバッグにグローバル デバッガー設定を
設定します:

    bcdedit /dbgsettings NET HOSTIP:192.168.1.2 PORT:50000

次のコマンドは、ローカル デバッグにグローバル デバッガー設定を設定します:

    bcdedit /dbgsettings LOCAL
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