ディレクトリ サービスのアクセスの監査 このセキュリティ設定は 独自のシステム アクセス制御リスト (SACL) が指定されている Active Directory オブジェクトにアクセスするユーザーのイベントを監査するかどうかを決定します ...

ディレクトリ サービスのアクセスの監査  このセキュリティ設定は、独自のシステム アクセス制御リスト (SACL) が指定されている Active Directory オブジェクトにアクセスするユーザーのイベントを監査するかどうかを決定します。  既定では、この値は既定のドメイン コントローラのグループ ポリシー オブジェクト (GPO) では監査しない設定になっています。この値が関係しないワークステーションとサーバーでは、未定義のままになっています。  このポリシーの設定を定義すると、成功を監査するか、失敗を監査するか、この種類のイベントをまったく監査しないかを指定できます。成功の監査では、SACL が指定されている Active Directory オブジェクトへのアクセスにユーザーが成功した場合に、監査エントリが生成されます。失敗の監査では、SACL が指定されている Active Directory オブジェクトへのアクセスにユーザーが失敗した場合に、監査エントリが生成されます。この値を [監査しない] に設定するには、このポリシーを設定する [プロパティ] ダイアログ ボックスで、[これらのポリシーの設定を定義する] チェック ボックスをオンにし、[成功] と [失敗] のチェック ボックスをオフにします。  Active Directory オブジェクトに SACL を設定するには、該当オブジェクトの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブを使用します。これは、オブジェクト アクセスの監視と同じです。ただし、Active Directory オブジェクトだけに適用され、ファイル システムとレジストリ オブジェクトには適用されません。  既定値 :  成功 (ドメイン コントローラの場合) 未定義 (メンバ コンピュータの場合)