Visual Studio 2012 更新プログラム 2 では Visual Studio ファミリが従来備えている一連の機能豊富なテスト機能に加えて 軽量なブラウザー ベースのテスト管理機能が導入されました これらのテスト機能では テスト ...

Visual Studio 2012 更新プログラム 2 では、Visual Studio ファミリが従来備えている一連の機能豊富なテスト機能に加えて、軽量なブラウザー ベースのテスト管理機能が導入されました。 これらのテスト機能では、テスト ケースを簡単に表示し編集することができます。また、手動テストの担当者は、何もインストールしない環境 (Windows 環境および Windows 以外の環境) でのテスト方法を実施できます。このため、エンド ユーザーは各自のコンピューターでテストを実行することができます。 

テスト ケースを簡単に編集するために、テスト ケースを選択したときにブラウザーの右または下にテスト ケースを表示するための表示オプションが用意されています。計画レベルのフィルター機能を使用すると、開発チームのメンバーはフィルター条件を設定して、表示するテスト ケースを特定できます。 選択条件には、結果およびテスト担当者が含まれます。

Web ベースのテスト ケース管理では、開発チームのメンバーは右クリックによる操作だけで、適用できないテスト ケースをテスト計画から簡単に削除することができます。

手動テストの担当者が何もインストールせずに各自の環境でテストを実行できるという機能は、Visual Studio 更新プログラム 2 が備えている新しい Web ベースのテスト管理機能の重要な特徴です。このテスト管理機能は Web ベースであるため、実際には、どのコンピューター上でもテストを実行することができ、どのようなケースでもテストすることができます。 

Web ベースのテスト ケース管理は、1 月の CTP で導入されました。テスト ケースの実行を一時停止し、後で再開する機能 (再起動の数日または数週間後に再開したり、異なるコンピューターで再開することもできます) は、2 月の Visual Studio 更新プログラム 2 CTP で追加されました。 一時停止中にテスト ケースを編集した場合、テスト ケースでは最初に一時停止したバージョンが記憶され再開されます (更新された定義が再開されるわけではありません)。 

Web ベースのテスト ケース管理は、テスト対象のコンピューターに何もインストールしなくても機能します。Visual Studio 更新プログラム 2 では、テスト対象のコンピューターに関する有用な診断情報 (スクリーン ショットなど) の添付ファイルを保存することができ、検出された問題の修正に利用できます。

Windows 8 アプリケーションは簡単にテストできます。そのためには、Windows 8 Internet Explorer をデスクトップにスナップし、残りのスペースを使用して Windows 8 ストア アプリケーションをテストします (リモート デバッグ ツールをインストールする必要はありません)。また、この残りのスペースを使用して、Windows やブラウザーから実行またはエミュレートできるアプリケーションをテストすることもできます。